Aランクへナ使用のシムカラーで手軽に白髪染め! しっとり感が出て良い手触りになりました
髪を染めるなら、インドの天然素材のヘナが良いと思っています。これまでにもいろいろ試してきました。
物によっては、紅茶をまぜたり、卵の黄身をまぜたりと、いろいろなやり方がありました。
髪にはよいと思いますが、ヘナは放置時間が長いわりには、染め色が思い通りにならず、独特の臭いがあるので、どんなに良くてもヘナだけを愛用することはなく、今日まできました。
今回、シムシムジャパンさんのモニター募集を知り、今までとは違うヘナを使ったみたいと思い、早速応募しました。
使用感は、今までのどのヘナよりもよいです。しっとり感が出て、出さわりがよくなり、とても気に入りました。
運よく当選して、送っていただいたのが、シムカラーEXの3色のヘナです。
届いたセットは、オレンジ、ブラウン、ソフトブラックの3色のヘナが各2袋と専用容器、シャワーキャップとセサミオイルシャンプー&トリートメントです。
グリーンで統一された雰囲気がよい感じです。
ヘナカラーとは
ところで、知られているようで、あまり知られていないヘナとは、いったいどんなものでしょう。私の周囲には、ヘナを使った事がない人の方が圧倒的に多いです。ヘナとは、古くからインドに自生する植物です。
ヘナを粉にして水で溶いたものは、タンパク質で作られている髪、肌、ツメなどを染める作用があり、インドでは広く普及しています。
日本では、天然の白髪染めとして知られていますが、個人の髪質や色によって、染め上がりに違いが出ます。
混ざり気のない100%ヘナの場合は、かなり明るい茶色に染まり、太陽の下ではとても目立ちます。
オレンジ色が強くなる場合と、赤味が強くなる場合があり、白髪に入ったヘナがキラキラ光ってきれいではあるけれど、職場にはそぐわないような色に染まってしまう場合もあるのです。
ただ、植物成分100%ですから、髪にはとてもよいものです。
染める力だけでなく、髪をすこやかに保ち、つやや張りを与えるといわれています。
それは、トリートメント効果と、キューティクルの補修作用があるからなのです。
ヘナの難点は、明るくなりすぎることと、独特の臭いがすることです。
染めている時も臭いますが、染めた当日と翌日くらいは臭いがします。
たとえて言うなら、夏に公園の草刈をした直後?のような草の臭いです。自分でもわかるので、人が近づいたら、きっとわかるでしょう。
なので、人と会う予定がある前日にはヘナで染めることは、おすすめしません。
独特の草木のような香りがあっても、インドで長く愛されているのは、やはり髪へのヘナ効果が良いからではないかと思っています。
シムカラーEXとは
シムカラーEXは、インドのAランクのヘナをベースに、ハーブを配合したものです。化学染料はもちろん不使用で、植物成分が100%。
髪や頭皮を傷めることなく、トリートメントをしながら、白髪染めができるそうです。
髪を染めた後は、シャンプーも不要なのです。
シムカラーは、全部で4色あります。
・オレンジ(白髪が気になりはじめた人用)
・ブラウン(白髪か気になる人用)
・ソフトブラウン(白髪が気になる人用)
・クリア(トリートメント専用)


オレンジは、天然へナを90%使用しているそうです。
ブラウンとソフトブラウンは、ヘナの独特の赤味を抑えるために、インディゴを配合しています。
クリアは、髪の色を変えずに、髪にハリ・コシ・ツヤを与えるものです。
シムカラー体験
〇1回目3色の中からブラウンを選びました。
理由は、オレンジは、多分明るくなりすぎてしまうと思ったから。
本当は、ヘナの配合が一番多いオレンジを使うと、白髪に色が入りやすいのです。
私は白髪+髪の痛み、があるので、オレンジがよいのだと思いますが、オレンジだとすごく明るくなってしまうのです。
以前ヘナで染めた部分が、いまだにずっと明るい茶色で、その上から、どんなに他の色で染めても、オレンジが出てきてしまうので、オレンジを使うことは抵抗があったのです。
なので、今回はブラウンを試してみました。
ノズルのついた専用の容器があるので、それにお湯を入れて、ヘナを溶かします。

手が汚れなくてよいな、と思いましたが、中身が固くて容器からなかなかヘナが出てこなかったです。
その原因は、振り方が足りなかったのだと、後でわかりました。
確かに容器に、手書きの付箋がついていて、よく降るようにと書いてあったのですが、足りなかったようです。
それなので、髪につけて行く時にも、1人だと結構大変でした。
髪を小分けにして、少しづつ塗ろうとしても、先に塗った場所がかたまりのようになってしまうので、次が塗りにくいのです。
臭いは他のヘナと変わらず。翌日も臭いました。ただ、染める時間が短くても色が入りました。
今まで使ったことのあるヘナは、2時間以上放置しないと色が入らなかったのですが、シムカラーは40分と書いてあったので、1時間放置したところ、意外と色が入りました。
結構白髪部分があったのですが、なんとなく目立たなくなりました。
〇2回目
2回目は、少し間隔をおいて行いました。
本当は、翌週続けてやってしまった方がよかったのですが、塗りにくかったので、従来のものと変らないな、と思って放置してしまったのです。
もう一度説明書を読んだら、オレンジで20分染めて、白髪に色を入れてから、ブラウンかブラックで染めると、染まり方がよくなると書いてあったので、それに期待してみました。
そして、前回の反省を思い出して、容器にお湯とヘナを入れてから、よ~く振りました。
すると、前回と大違い。ほどよく柔らかいので塗りやすく、次々と髪をわけながら、染めていけました。
最後は、容器のキャップを開けて、手のひらに出して、塗りました。
今まで使ったどのヘナより、塗りやすくなりました。手軽に塗れるのです。
最初の時の塗りにくさは、なんだったのでしょう。振ることの大切さを実感しました。
秘訣は、ノズル付きの容器です。手を汚さずにまぜ合わすことができるので、本当に便利。
塗りやすいけれど、塗っている途中で、首の方に垂れてくることもなく、快適でした。
最初にオレンジを塗って、20分放置してすすぎ、タオルドライしてから、次にブラウンを塗って、40分放置しました。
全部で1時間という長さでも、十分染まりました。
放置時間が短いと、ヘナがたくさんかたまらないので、洗い流すのも楽です。2時間かそれ以上放置すると、髪の中に、ヘナのかたまりができて、きれに洗い流すまでに時間がかかるのです。
洗面器にお湯を張って、髪を浸すと、たくさんの細かいかたまりがとれます。そのくらい髪に付着してしまうのです。
今回は、オレンジのヘナを塗る前に、オイルで軽く頭皮マッサージしました。そのせいもあるのか、ヘナを洗い流す時に、今までヘナを使った時には感じなかった、しっとり感を感じました。
手袋とシャワーキャップは黄色く染まりました。染めている時の髪は、かなり緑色でした。洗い流して乾かしたら、多少緑が出ていました。
数日後は、特に感じなくなりました。
洗いあがりは、きしんだ感じもなく、しっとり感がありよい感じになったので、また来週染めてみたいと思いました。
〇3回目
3回目は、ソフトブラックだけを使いました。
まんべんなく染まるように、頭の後ろはカタカナのハの字に髪を取って染めていきました。
前や横は、1cm間隔くらいで染めました。最後は、専用ボトルを逆さにして、中のヘナを指にとって、生え際などをさらに塗りました。
手袋、シャワーキャップは、緑に染まりました。染めている時の髪は黒っぽく、洗い流した髪は、それほど黒くはならなかったです。
ヘナとお湯の混ぜ方は慣れたので、スムーズにできました。
でも、洗い流して、ドライヤーをかけている時に、指先が染まりました。
洗い流しが足りなかったのか、よく朝ドライヤーをかけた時にも、やはり手が染まりました。爪が汚くなったので、ちょっと困りました。
髪の手触りは、しっとり感があって、よい感じ。少し続けて使ってみたくなりました。
翌日髪の色を見ると、髪の内側は黒く、表面は茶色とブラウンが混じっていることがわかりました。
これは、ヘナの問題というより、染め方の問題ですね。ムラなく染めるには、回数が必要だろうと思いました。

シムカラーEXの良いところ
・ソジャット(有名産地)のAランクのヘナを使用だから質が良さそう・1時間くらい放置すれば染まるので時短になる
・専用容器を使って、クリームのように混ぜられるから楽
・塗りやすい固さなので、早く塗れる
・色がつかないクリアタイプがあり、白髪がない人も使える
ヘナのランクは、AからHまで8段階あるそうです。今回初めて知りました。
そのランクは、ローソニア(色素)の含有量、不純物の含有量、粒子の細かさ、酸化の有無、といった4つの要素で決まるそうです。
シムカラーは、ソジャットというヘナの有名産地の、Aランクという最高のものが使われているので良いと思いました。
白髪が染まりますし、髪がしっとりするので、続けて使ってみようと思います。毎週使っても、私の場合は美容院で染めるよりお得なのです。
染め上がりは、美容院にはかないませんが、何回もやっているうちには、もう少しムラなく染められるのではないかと思います。
そして、気になるヘナの臭いがだんだん気にならなくなってきました。
シムカラーの詳細はこちらです。
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シムシムジャパン シムカラーEX